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戸建賃貸のメリット・デメリット:アパートとの違いと出口戦略【第1回】

2026.03.14

皆さん、こんにちは。
nattoku住宅 総合建築事業部の志村です。

今回から、戸建賃貸について少し深くお話ししていきたいと思います。


"土地活用として本当に有効なのか"という視点で、
メリットも課題も含めて整理していきます。


■ 戸建賃貸とは?土地活用として注目される理由

これまで土地活用といえば、
アパートやマンションが主流でした。

戸数を増やし、利回りを最大化する。
それが一般的な考え方です。

しかし今、戸建賃貸という選択肢が注目されています。

理由はシンプルです。

・ファミリー層の需要が強い
・隣室トラブルが起きにくい
・長期入居になりやすい

実際、エリアによっては供給がまだ追いついておらず、
募集を開始するとすぐ反響が入るケースも少なくありません。

"戸建てに住みたい"というニーズは、確実に存在しています。


■ 戸建賃貸のメリット

私が考える戸建賃貸の最大の魅力は、
収益性そのものよりも「出口戦略の描きやすさ」にあります。

アパートは基本的に一棟売却です。

しかし戸建賃貸は、

・オーナーチェンジで収益物件として売却
・空室時に実需向け戸建として売却
・将来ご家族が住む
・分筆して1棟ずつ売却する

といった複数の選択肢があります。

"バラして売れる"という柔軟性。

これは大きな安心材料です。

貸すことだけが目的ではなく、
「いつか売る」ことまで視野に入れた設計ができる。

ここが、他の土地活用との大きな違いです。


■ 戸建賃貸のデメリット(収益性の課題)

一方で、良いことばかりではありません。

戸建賃貸は戸数が限られるため、
収益効率だけを見れば決して高い商品とは言えません。

例えば2棟の場合、
1棟空けば収入は半減します。

利回りの数字だけを追うのであれば、
大型アパートの方が有利に見えるでしょう。

つまり、

「とにかく利回りを最大化したい」のか、
「安定と出口の自由度を重視したい」のか。

目的によって選ぶべき商品は変わります。


■ 戸建賃貸の出口戦略とは?

戸建賃貸は、
派手な収益商品ではありません。

しかし、

数年間は賃貸として運用し、
ローンを圧縮しながら家賃収入を得る。

そしてタイミングを見て、
分筆して売却する。

このように"時間を味方につける戦略"が取れます。

建てて終わりではなく、
出口まで設計してはじめて完成する土地活用。

それが戸建賃貸です。


土地活用に万能な正解はありません。

あるのは、その土地に合った選択だけです。

次回は、
では実際に何年運用するのが現実的なのか。
「5年か、10年か」という視点でお話しします。

数字・リスク・出口・・・、
すべて含めて考えることが、失敗しない土地活用の第一歩です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
次回も宜しくお願いします。

nattoku住宅総合建築事業部 
お問合せ先
0120-7109-58