COLUMN1,800 design results
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コラム皆さん、こんにちは!
nattoku総合建築事業(nattokuビルド)の志村です。
今日は最近お客様との打ち合わせでもよく話題になる、「建築費高騰時代でも建てる人がいる理由」について書いてみたいと思います。
ニュースなどでも建築費の高騰が取り上げられることが増え、「今は建てるべきではないのでは?」という声を聞く機会も多くなりました。
それでも実際には、住宅はもちろん、アパートや店舗、福祉施設など多くの建築計画が進んでいます。
それはなぜなのか?
今回はそんなお話です。ぜひ最後までお付き合いください。
最近、お客様から下記のような質問をよくいただきます。
「建築費が高いですよね・・・」
「もう少し待った方がいいのでしょうか?」
「数年後には安くなりませんか?」
確かにここ数年で建築費は大きく上昇しました。
住宅だけでなく、アパートや店舗、事務所、福祉施設など、どの建物を建てるにしても以前よりコストが掛かる時代になっています。
建築業界にいる私たちですら、「本当に高くなったな」と感じることがありますので、お客様がそう感じられるのも当然のことだと思います。
しかし、その一方で実際には多くの建築計画が進んでいます。
では、なぜ建築費が高いと言われる今でも建てる人がいるのでしょうか。
では、なぜここまで建築費が上昇しているのでしょうか。
理由は一つではありません。
木材や鉄骨、コンクリートなどの建築資材の価格上昇に加え、職人不足による人件費の増加、物流費の上昇、さらには円安や世界情勢の影響など、さまざまな要因が重なっています。
建築業界は多くの材料や設備機器を国内外から調達しています。
そのため、海外情勢や為替の影響を受けやすく、急激に以前の価格へ戻ることは簡単ではありません。
もちろん一時的に価格が落ち着く場面はあるかもしれません。
しかし、数年前の水準まで建築費が戻る可能性は高くないと考えています。
一般的な表現をすると前述のような表現になりますが、正直なところ価格を吊り上げたいと思っている方々がいるので、
価格は下がらないということです。
だからこそ、「価格が下がるまで待つ」という考え方だけではなく、「今建てることで得られる価値」についても一緒に考えることが大切なのではないでしょうか。
例えば、土地活用をご検討されているお客様のお話です。
「建築費が高いから、もう少し様子を見ようと思っています。」
このようなご相談は決して珍しくありません。
もちろん、その判断が正しいケースもあります。
しかし、その間にも固定資産税は毎年発生し、草木の管理や建物の維持管理費も掛かります。
さらに、土地が収益を生み出していない期間は、本来得られたはずの家賃収入や事業収入という機会も失っていることになります。
仮に2年間様子を見た結果、建築費が少し下がったとしても、その2年間で得られたはずの収益の方が大きかったというケースも少なくありません。
だからこそ私たちは、「建築費が高いか安いか」だけではなく、「建てることで将来どのような価値を生み出せるのか」という視点でご提案するようにしています。
最近では、「アパートを建てたい」というご相談だけではなく、「相続した土地をどう活用すればよいか」「店舗兼事務所を建てたい」「障がい者グループホームを建築したい」「企業の社屋を新築したい」など、ご相談内容も非常に幅広くなっています。
同じ100坪の土地でも、建てる建物によって収益性や将来性、資産価値は大きく変わります。
だからこそ、土地を見た瞬間に「アパートですね」と決めつけるのではなく、その地域の需要や周辺環境、事業計画などを踏まえながら、最適な活用方法を一緒に考えることが重要です。
建築は建物を造ることだけが仕事ではありません。
土地や建物の価値を最大限に引き出し、お客様の将来につながる資産をつくることも、私たち建築会社の大切な役割だと考えています。
私が日頃から大切にしていることがあります。
それは、「建築費」という一点だけで判断しないことです。
もちろんコストは非常に重要です。しかし、建築は完成した瞬間に終わるものではありません。
住宅であれば何十年と家族が暮らす場所になります。
アパートであれば長期的な家賃収入を生み出す資産になります。
店舗や事務所であれば、事業を支え、企業の成長につながる拠点になります。
つまり建物には、その先何十年にもわたって価値を生み出す力があります。
だからこそ、「いくらで建てるか」という視点だけではなく、「その建物が将来どのような価値を生み出してくれるのか」という視点も忘れてはいけないと思っています。
建築費が高騰している今だからこそ、価格だけではなく、将来の資産価値や収益性まで含めて判断することが、これからの建築にはより一層求められているのではないでしょうか。
私たちも注文住宅からスタートした会社ですが、現在では店舗や事務所、アパート、福祉施設など様々な建築のご相談をいただくようになりました。
その中で感じるのは、「建物を建てること」が目的ではなく、「建物を通して何を実現したいのか」が最も大切だということです。
建築費が高騰している今だからこそ、建てるべきか、建てないべきか。
そして建てるなら何を建てるべきか。
何をするにしても非常に難しい時期ということは間違いありませんので、そんなことを一緒に考えながら、お客様にとって最適な答えをご提案していければと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。